公開ウィザードの実行

公開ウィザードを使うと、次の作業を実行することができます。

プロジェクトの直接公開

プロジェクトを直接公開する場合、ファイルはホスト サーバにコピーされます。

サーバ リストの公開サーバが自動的に選択されます。[ファイル] パネル内のマッピング先のリモート サーバもこのリスト内に含まれます。このサーバ リストのいずれのサーバにもプロジェクトを公開できますが、公開サーバに関する情報だけは、そのプロジェクトの .apf ファイル内に保存されます。

手順 ローカル ホストにプロジェクトを直接公開するには
  1. [プロジェクト] パネル内で、公開するプロジェクトを開きます。
  2. [プロジェクト] メニューから [公開ウィザード] を選択します。

    [公開ウィザード] ウィンドウが表示されます。

  3. [直接公開] をクリックして [次へ] をクリックします。
  4. [ローカル/ネットワークの公開] をクリックします。
  5. [次へ] をクリックし、[終了] をクリックします。
手順 リモート サーバにプロジェクトを直接公開するには
  1. 以上のステップ 1 〜 3 を実行します。
  2. [リモート RDS/FTP の公開] をクリックして [次へ] をクリックします。
  3. 公開先サーバを選択して [次へ] をクリックします。
  4. [終了] をクリックします。

結果ウィンドウの [公開] タブが開き、ファイル転送の進行状況が表示されます。

公開スクリプトの使用法

いつでも実行できる公開スクリプトを記述することができます。スクリプトの最大の利点は、一度スクリプトを生成すると、カスタム コードを使って変更し、保存できることです。

公開スクリプトは、Allaire VTOM (Visual Tools Object Model) をベースにしており、JScript または VBScript で記述することができます。詳細については、オンライン ヘルプ参照の「Visual Tools Object Model の作成」を参照してください。

次の 3 種類の公開スクリプトを記述することができます。

手順 公開スクリプトを記述するには
  1. スクリプト生成の対象とするプロジェクトを開きます。
  2. [プロジェクトをアップロード] ボタンをクリックするか、または[プロジェクト] > [公開ウィザード] を選択します。

    [公開ウィザード] ウィンドウが表示されます。

  3. [スクリプトによる公開] をクリックして [次へ] をクリックします。
  4. [タスク名の公開] ボックス内にスクリプトの名前を入力します。
  5. [スクリプト言語オプション] から VBScript または JScript を選択します。
  6. [ファイルにスクリプトを保存] ボックス内に、そのスクリプトについて、プロジェクト名をベースにしたパス名が自動的に入力されます。新しいパス名を入力するか、または [ブラウズ] ボタンをクリックして [名前を付けて保存] ダイアログ ボックスを使ってパス名を変更することができます。
  7. [エディタ] ウィンドウにスクリプトを表示する場合は、[生成されたスクリプトをエディタで開く] を選択します。
  8. [次へ] をクリックします。
  9. 記述するスクリプトの種類を選択して [次へ] をクリックします。
  10. 保存先、ファイル、およびログ記録オプションを選択して [次へ] をクリックします。
  11. [終了] をクリックしてスクリプトを生成します。

    スクリプト ファイルは、JRun サーバのアプリケーション ルート フォルダに保存され ます。

公開スクリプトの管理

スクリプトの編集、スクリプトの実行、およびスクリプトのプロパティの削除を行うには、公開スクリプト ノードを展開してスクリプトを右クリックします。

公開結果の保存

[ビュー] > [結果] > [公開] を選択することによって、最新の公開結果をレビューすることができます。

公開が成功するたびに、結果ウィンドウの内容は上書きされます。ただし、情報は、ルート ディレクトリの公開ファイル (.log ファイル) 内に追加されます。このファイルは時間がたつにつれて大きくなるので、必要に応じてサイズを小さくしてください。