EJB クライアントとなるのは、Java アプリケーション、アプレット、サーブレット、JSP、およびその他の EJB です。サーブレットおよび JSP クライアントは、クライアントがファイアウォールの外側にいるときに特に便利で、 シンクライアント HTML インターフェイスに加えて EJB のすべての利点が提供されます。この章では、JRun、サーブレット、および JSP に焦点を当てて説明します。ただし、この説明はほかのタイプの EJB クライアントにも該当します。
メモ 使用する Bean は 第 27 章 で説明している方法でコーディングされ、第 35 章 で説明 している方法で公開されている必要があります。 |
EJB にアクセスするために、クライアント コードは次のアクションを実行します。
InitialContext
オブジェクトを作成し、オプションで、Properties
オブジェクトを InitialContext
コンストラクタに渡します。
クライアントは、目的の EJB のセキュリティ レベルに応じてこれらのアクションを実行します。
非認証 保護されていない EJB または Bean メソッドへの簡単なアクセス。
Web 認証 サーブレットまたは JSP から EJB と Bean メソッドへの保護されたアクセス。認証とセッション トラッキングは JRun によって自動的に処理されます。
カスタム認証 EJB と Bean メソッドへの保護されたアクセス。サーブレットには、InitialContext
インスタンスを作成する場合にプロパティとして渡すユーザ名とパスワードが必要です。
EJB クライアントの詳細については、"クライアント アプリケーション" を参照してください。