JRun によるアプリケーションの開発
リソース管理

データベース接続管理

データベース接続は、プールして再使用するリソースです。JRun には、セッション Bean と BMP エンティティによる次の 2 つのデータベース接続のオプションがあります。

• JRun データ ソース JRun 内またはスタンドアロン EJB のもとで実行しているEJB では、JNDI を利用して JMC で定義されたデータ ソースにアクセスできます。java:comp/env/jdbc/datasourcename 上で JNDI 検索を行い、
  javax.sql.DataSource に値を返します。このオブジェクトを使用して接続します。connection.close() を呼び出すときに、JRun によってプールに接続が返されます。JRun データ ソースはトランザクション処理されないため、XA に準拠しません。
• XA 準拠データベース接続 スタンドアロン EJB エンジンは deploy.properties ファイルで定義されたデータ ソースにアクセスできます。
  ResourceManager.getConnection("datasourcename") メソッドを呼び出して java.sql.Connection を取得します。connection.close() を呼び出すときに、JRun によってプールに接続が返されます。EJB スタンドアロン データ ソースはトランザクション処理されるため、XA に準拠します。リモート クライアントからこのタイプの接続にアクセスする場合は、サーバーで remotelyAccessible プロパティが true に設定されている必要があります。詳細については、『JRun Version 3.1 機能および移行ガイド』を参照してください。

コンテナ管理パーシスタンスを使用すると、コンテナはデータ ストア接続のすべての管理を処理します。

詳細については、API マニュアルの ResourceManager、"Bean 管理パーシスタンス"、"コンテナ管理パーシスタンス"、および JRun サンプル アプリケーションを参照してください。

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