EJB エンジンは標準の java.util.Properties
によって実装されるプロパティを使用して、その公開環境と実行時環境を設定します。Bean 情報に関しては、EJB エンジンは主に、公開記述子を介して渡された情報をサポートします。
プロパティは、実行時にコンテナおよび公開済み Bean の両方からアクセスされ、サーバー、コンテナまたは公開済み Bean のレベルで書き換えられます。プロパティ ファイルの作成および保守に任意のテキスト エディタを使用できます。これらのファイルは単純な key=value
構文で設定します。設定可能なプロパティのリストについては、JRun JavaDocs ファイルに添付されている API マニュアルの EjiptProperties
を参照してください。
この章に記載されているメカニズムを使用すると、すべての公開済み Bean がすべてのシステム プロパティ、ejipt.properties
、コマンド ライン プロパティ、および local.properties
に読み取り専用でアクセスできるようになります。また、公開済み Bean には、最初に公開記述子で設定した固有のプロパティへの読み取り/書き込みアクセス権があります。下位レベルのプロパティへのアクセスは常に、上位レベルのプロパティによって書き換えられます。
メモ JRun 3.0 では、主に |
プロパティは、さまざまな方法で設定できます。プロパティ ファイルを直接修正してプロパティを特定の値に永久的に設定することもできます。また、スタンドアロン EJB エンジンのプロパティは、コマンド ライン上で設定できます。公開済み Bean によって実行時にプロパティを設定することもできます。