概要

アプリケーションの起動時および実行時には、サーバーの状態、エラーの状態、パフォーマンス統計などのログ メッセージが JRun によって生成されます。JRun に用意されているログ ユーティリティを使用して、これらのメッセージを表示できます。

さまざまなタイプのメッセージを処理したり、それらのメッセージをさまざまな出力先に記録できるように JRun を設定できます。また、カスタマイズされたフィルタリングや書き込みを実行する固有のログ コンポーネントも作成できます。

一般的に、JRun のログ メカニズムにはほとんどオーバヘッドがありません。したがって、アプリケーションのパフォーマンスに与える影響は最小限に抑えられています。


メモ

デバッグ情報の生成はアプリケーションのパフォーマンスに影響を与えます。この オプションはアプリケーションのデバッグ時にのみ使用してください。


この章では、既定のログの設定、その設定の変更手順、その変更方法を示す例など、ログ メカニズムについて説明します。

メッセージのタイプ

JRun によって次のタイプのメッセージが生成されます。

ログ メカニズムを 1 つまたは複数の種類のメッセージを記録するように設定できます。既定では、情報メッセージ、警告メッセージ、およびエラー メッセージが記録されます。

メッセージの出力先

ログ メカニズムによって、メッセージを次の出力先に送信できます。

標準のログ ライター

JRun には便利なログ ライターがいくつか用意されています。