ウィザード定義ページ ライブラリ

ColdFusion Studio および JRun Studio では、7 つのページ定義ファイル セットを利用することができます。このライブラリを使うと、短時間でデータ アクセス機能をウィザードに組み込むことができます。

この節は、次の追加機能を使えるようにアップグレードしたいと考える HomeSite ユーザを対象にしています。

SelectNameAndLocation

説明

このページにはアプリケーションの名前と出力テンプレートの保存先ディレクトリの場所がまとめられています。ユーザはこのページを使って、ローカルまたはリモート サーバからディレクトリを選択することができます。以下で説明するページがウィザードに含まれている場合、このページは必須です。

コントロールの公開

editApplicationName (テキストボックス) -- ページが実行された後、すべての禁止文字が除かれた状態で、このテキストボックスの内容が SafeApplicationName パラメータにコピーされます。その後、この値はファイル名の一部として使うことができます。

editLocation (テキストボックス) -- このコントロールは Location パラメータにバインドされているはずです。このパラメータの値は、左側の画面に開かれたディレクトリにあらかじめ設定されています。

<PAGE name="SelectWizardNameAndLocation" type="SelectNameAndLocation" 
caption="データ詳細検査アプリケーション" image="..\\images\\Main.bmp">

<INPUT name="editApplicationName" param="ApplicationName"
required="yes"
validationMsg="Application Name フィールドを空白にすることは
できません。">

<INPUT name="editLocation" param="Location" required="yes"
validationMsg="Location フィールドを空白にすることはできません。">

</PAGE>

SelectDataSource

説明

このページには、選択されたローカルまたはリモート サーバ上で利用可能なデータ ソースのリストが表示されます。

コントロールの使用

cbDataSources (ドロップダウン) -- このコントロールでは、使用可能なすべてのデータ ソースがリストされます。このコントロールによって、選択されたデータ ソースの名前が、バインドされているパラメータに置き換わります。

パラメータの読み取り

ListBoxLabel -- ドロップダウン コントロールのキャプション。

ListBoxDescription -- ドロップダウン コントロールの詳細な説明。

ResetParams -- ユーザがデータ ソースを再び選択する場合に、空にされるパラメータがコンマで区切られたリスト。

RemoveParams -- ユーザがデータ ソースを再び選択する場合に、削除されるパラメータのコンマで区切られたリスト。

<PAGE name="DataSource" type="SelectDataSource" caption="データ ソース"
image="..\\images\\SelectData.bmp">

<PARAM name="ListBoxLabel" value="Select data source:">
<PARAM name="ListBoxDescription"
value="データを表示するデータ ソースを選択します。
\n\nデータベースが ODBC データ ソースとして登録されていない場合は、
コントロール パネルの ODBC Administrator を開いて、
このデータベースのシステム データ ソースを追加します。">
<PARAM name="ResetParams" value="Joins">
<PARAM name="RemoveParams" value="Tables,SearchFields,ResultFields,
DetailFields,UniqueIdentifier">

<INPUT name="cbDataSources" param="DataSource" required="yes"
validationMsg="データ ソースが選択されていません。
続行する前に、データ ソースを 1 つ選択してください。">

</PAGE>

SelectTables

説明

このページでは、指定されたデータ ソース内のテーブルのリストが表示され、ユーザは、テーブルを 1 つ以上選択することができます。

コントロールの公開

lstTables (ドロップダウン) -- このコントロールでは、DataSource パラメータに指定されたデータ ソース内のテーブルがリストされます。このコントロールによって、選択されたテーブルのコンマで区切られたリストが、バインドされているパラメータに置き換わります。

パラメータの読み取り

DataSource (必須) -- データ ソースの名前。

ListBoxLabel -- ドロップダウン コントロールのキャプション。

ListBoxDescription -- ドロップダウン コントロールの詳細な説明。

MultiSelect -- "YES" に設定すると、ユーザは複数のテーブルを選択することができます。

ResetParams -- ユーザがテーブルを再び選択する場合に、空にされるパラメータがコンマで区切られたリスト。

RemoveParams -- ユーザがテーブルを再び選択する場合に、削除されるパラメータのコンマで区切られたリスト。

<PAGE name="Tables" type="SelectTables" caption="テーブル"
image="..\\images\\SelectTable.bmp">

<PARAM name="DataSource" value="$${DataSource}">
<PARAM name="ListBoxLabel" value="Select database tables:">
<PARAM name="ListBoxDescription"
value="このアプリケーションで使うテーブルを指定します。
結果または詳細ページで表示されるデータが含まれている
テーブルが対象となります。
\n\n複数のテーブルを選択するには、Ctrl または
Shift キーを押しながらクリックします。
関係のないテーブルは選択しないでください。">
<PARAM name="MultiSelect" value="yes">
<PARAM name="ResetParams" value="Joins">
<PARAM name="RemoveParams" value="SearchFields,ResultFields,
DetailFields,UniqueIdentifier">

<INPUT name="lstTables" param="Tables" required="yes"
validationMsg="テーブルが選択されていません。
続行する前に、テーブルを少なくとも 1 つ選択してください。">

</PAGE>

SelectTable

説明

このページによって、指定されたデータ ソースからいずれかのテーブルを選択することができます。

コントロールの公開

cbTables (ドロップダウン) -- このコントロールでは、DataSource パラメータで指定されているデータ ソース内のテーブルがリストされます。

このコントロールによって、選択されたテーブルの名前が、バインドされているパラメータに置き換わります。

パラメータの読み取り

DataSource (必須) -- データ ソースの名前。

ListBoxLabel -- ドロップダウン コントロールのキャプション。

ListBoxDescription -- ドロップダウン コントロールの詳細な説明。

ResetParams -- ユーザがテーブルを再び選択する場合に、空にされるパラメータがコンマで区切られたリスト。

RemoveParams -- ユーザがテーブルを再び選択する場合に、削除されるパラメータのコンマで区切られたリスト。

<PAGE name="Table" type="Table" caption="テーブル"
image="..\\images\\SelectTable.bmp">

<PARAM name="DataSource" value="$${DataSource}">
<PARAM name="ListBoxLabel" value="Select database table:">
<PARAM name="ListBoxDescription"
value="このテーブルのレコードが、
レコード ビューアに表示されます。">
<PARAM name="RemoveParams" value="Table,ViewFields,EditFields,
UniqueIdentifier">
<INPUT name="cbTables" param="Table" required="yes"
validationMsg="テーブルが選択されていません。
処理する前にテーブルを選択してください。">

</PAGE>

SelectTableJoins

説明

このページによって、ユーザは、テーブル結合のために複数のテーブルからフィールドを選択することができます。

コントロールの公開

lstJoins (ドロップダウン) -- このコントロールでは、ドロップダウン フィールド リストから選択されたとおりにフィールドのペアがリストされます。このリストには、各項目の書式が "table1.field1=table2.field2" である場合に、この項目のコンマで区切られたリストからあらかじめ項目を割り当てておくことができます。

パラメータの読み取り

DataSource (必須) -- データ ソースの名前。

Tables (必須) -- テーブルのコンマで区切られたリスト。

ListContent (必須) -- 入力パラメータ。

<PAGE name="TableJoins" type="SelectTableJoins" caption="テーブルの結合" 
image="..\\images\\SelectJoins.bmp">

<PARAM name="DataSource" value="$${DataSource}">
<PARAM name="Tables" value="$${Tables}">
<PARAM name="ListContent" value="$${Joins}">

<INPUT name="lstJoins" param="Joins">

</PAGE>

SelectFields

説明

このページによって、指定されたテーブルのすべてのフィールドが表示され、ユーザは、1 つ以上のフィールドを選択することができます。

コントロールの公開

lstFields (ドロップダウン) -- このコントロールでは、Tables パラメータに指定されたテーブル内のフィールドがリストされます。このコントロールによって、選択されたフィールドのコンマで区切られたリストが、バインドされているパラメータに置き換わります。この場合、フィールドの各項目の書式は table.field=type,size,required です。Type はテーブル フィールドのタイプを指定します。指定できる値は BIT、CHAR、MEMO、INT、FLOAT、DATETIME です。Size は、フィールドのサイズ (バイト) に関する情報を指定します (DBMS およびタイプによっては該当しない場合があります)。フィールド値が NULL とならない場合、Required は "YES" です。

パラメータの読み取り

DataSource (必須) -- データ ソースの名前。

Tables (必須) -- テーブルのコンマで区切られたリスト。

ListBoxLabel -- ドロップダウン コントロールのキャプション。

ListBoxDescription -- ドロップダウン コントロールの詳細な説明。

MultiSelect -- YES に設定すると、ユーザは複数のフィールドを選択することができます。

<PAGE name="SearchFields" type="SelectFields" caption="検索のフィールド
page" image="..\\images\\SearchCriteria.bmp">

<PARAM name="DataSource" value="$${DataSource}">
<PARAM name="Tables" value="$${Tables}">
<PARAM name="ListBoxLabel" value="Select the search fields:">
<PARAM name="ListBoxDescription"
value="Search ページで、検索条件として含める
すべてのフィールドを選択してください。複数のフィールドを選択するには、
Ctrl または Shift キーを押しながらクリックしてください。">
<PARAM name="MultiSelect" value="yes">

<INPUT name="lstFields" param="SearchFields" required="yes"
validationMsg="フィールドが選択されていません。
続行する前に、フィールドを少なくとも 1 つ選択してください。">

</PAGE>

SelectField

説明

このページを使うと、フィールドのリストから 1 つのフィールドを選択することができます。フィールドのリストには、指定されたテーブルから選択されたすべてのフィールドが含まれています。

コントロールの公開

cbFields (必須) -- このコントロールでは、Tables パラメータに指定されたテーブル内のフィールドがリストされます。このコントロールによって、フィールド情報がバインドされているパラメータに置き換わります。この場合、フィールドの各項目の書式は table.field=type.size.required です (SelectFields を参照)。

パラメータの読み取り

DataSource (必須) -- データ ソースの名前。

Tables (必須) -- コンマで区切られたテーブルのリスト。

ListBoxLabel -- ドロップダウン コントロールのキャプション。

ListBoxDescription -- ドロップダウン コントロールの詳細な説明。

<PAGE name="IDField" type="SelectField" caption="一意識別子"
image="..\\images\\UniqueIDDetail.bmp">

<PARAM name="DataSource" value="$${DataSource}">
<PARAM name="Tables" value="$${Tables}">
<PARAM name="ListBoxLabel" value="詳細ページの
一意識別子を選択してください。">
<PARAM name="ListBoxDescription" value="詳細ページを「詳細に検査する」
には、その詳細ページの一意識別子を、ウィザードが認識している必要が
あります。これは、どのレコードが詳細フォームで表示されるかを決定する
フィールドです。\n\nたとえば、社員データベースを検索するアプリケー
ションを構築している場合は、一意識別子として「Employee_ID」という
フィールドを使うことができます。">
<PARAM name="MultiSelect" value="no">

<INPUT name="cbFields" param="UniqueIdentifier" required="yes"
validationMsg="一意識別子が選択されていません。
続行する前に、一意識別子を 1 つ選択してください。">

</PAGE>