invoke タグ

説明

invoke タグは、Web サービスタグライブラリの主要タグです。このタグを使用して、サービスのエンドポイント URL およびオペレーション名がわかっている Web サービスオペレーションを呼び出します。タグには、ユーザー名やパスワードなどの補足情報を提供するオプション属性があります。invoke タグの本文には、オペレーションパラメータを指定する 1 つ以上の param タグを含めます。

シンタックス

<web:invoke 
  url="サービスのエンドポイント URL"
  operation="呼び出すオペレーションの名前"
  result="結果の変数名"
  [use="literal または encoded"]
  [style="rpc、document、または wrapped"]
  [resultType="オペレーション結果のデータタイプ"]
  [namespace="オペレーションのネーム空間"]
  [soapaction="オペレーションに対する SOAP アクション"]
  [resultTypeNamespace="resulttype のネーム空間"]
  [scope="結果変数の JSP スコープ"] 
  [username="認証用のユーザー名"] 
  [password="認証用のパスワード"]
</web:invoke>

属性


属性
必須または
オプション

説明
url
必須
java.lang.String
Web サービスのエンドポイント URL です。
operation
必須
java.lang.String
呼び出す Web サービスオペレーションの名前
です。
result
必須
java.lang.String
Web サービスオペレーション結果を保管する
プロパティの名前です。
use
オプション
java.lang.String
literal SOAP、または encoded SOAP。
デフォルトは encoded です。
Web サービスがリテラルの SOAP を使用するのかエンコードの SOAP を使用するのかを判断するには、WSDL ドキュメントの soap:body 要素の use 属性をチェックします。ほとんどの .NET Web サービスはリテラル SOAP エンコードを使用します。
style
オプション
java.lang.String
rpcdocument または wrapped の SOAP スタイル。デフォルトは、rpc です。
Web サービスが rpc スタイルを使用するのか document スタイルを使用するのかを判断するには、WSDL ドキュメントの soap:operation 要素の style 属性をチェックします。
wrapped スタイルはオペレーション名で名付けられた唯一の要素にオペレーションのパラメータをラップするドキュメントスタイルです。
これは、.NET Web サービスが一般的に使用
するスタイルです。
resultType
オプション
java.lang.String
Web サービスオペレーション結果の XML データタイプです。この値は Web サービスの WSDL
ドキュメント内の戻りタイプから取得します。
詳細については、 「Axis ビルトインデータタイプ」 を参照してください。
namespace
オプション
java.lang.String
Web サービスオペレーションのネーム空間です。
soapaction
オプション
java.lang.String
オペレーションに対する SOAP アクションです。
resultTypeNamespace
オプション
java.lang.String
結果タイプのネーム空間です。この値は Web サービスの WSDL ドキュメント内の戻りタイプのネーム空間から取得します。
scope
オプション
java.lang.String
このタグによって返されるオブジェクトの
デフォルトの JSP スコープです。有効な値は、page、request、session、および application です。デフォルトは page です。
username
オプション
java.lang.String
Web サービスが認証を要求したときのユーザー名です。
password
オプション
java.lang.String
Web サービスが認証を要求したときのパスワードです。