Flash と JRun の併用について

JRun 4 に含まれている Flash のネイティブコネクティビティを使用することにより、JRun の開発者は Macromedia Flash MX のデザイナーと協力して、Java アプリケーション向けのダイナミックな Flash ユーザーインターフェイス (UI) を作成できます。Flash UI を作成するには、UI コードとビジネスロジックコードを分離する必要があります。Flash MX で UI コントロールを作成し、JRun でビジネスロジックを作成します。

Flash UI と従来の HTML UI では、どちらもインターネット通信に HTTP が使用されています。ただし、HTML ページの通信には通常 GET および POST の HTTP メソッドが使用されますが、JRun と Flash との通信では、HTTP FORM メソッドを通して AMF (Action Message Format) が使用されます。AMF は、JRun と Flash との間に、各種のデータタイプや増分結果セットなどをサポートする、豊富なインターフェイスを提供します。

次の図は JRun と Flash の関係を簡単に示したものです。

JRun アプリケーション向けの Flash UI の開発は、次の 2 つの部分からなります。

  1. サーバサイドの開発詳細については、 「Flash と JRun の併用」
    参照してください。
  2. クライアントサイドの開発。詳細については、Macromedia の Web サイトにある
    Flash Remoting ドキュメントを参照してください。