トランザクション管理

コンピューティングとネットワークの機能が拡張されるにつれて、分散 2 フェーズコミットのようなツールを含めてトランザクション管理プログラミングはより複雑になってきました。しかし、EJB には、トランザクション管理を簡素化するアーキテクチャが用意されています。bean のタイプに応じて、次のトランザクション管理モデルを使用します。

BMT (Bean-maneged transactions：bean 管理トランザクション) bean は、Java Transaction API (JTA) のメソッドを使用して、bean 独自のトランザクションを管理します。このオプションは、セッション beans と MDB でのみ使用できます。
CMT (Container-managed transactions：コンテナ管理トランザクション) EJB コンテナは、各 bean の ejb-jar.xml ファイルに作成された仕様に基づいて、トランザクションを管理します。トランザクションは EJB コンテナによって開始され、bean は、
setRollbackOnly と getRollbackOnly メソッドを使用してトランザクションのコンテキストと対話します。

BMT、CMT、JTA、およびトランザクションプログラミングの詳細については、EJB 2.0 を解説している業界紙を参照してください。このマニュアルの序章にはこれらの本のリストが記載されています。

JRun プログラマーガイド
EJB プログラミングテクニック