JRun 4 にアップグレードすると、最新の Sun J2EE 1.3 プラットフォーム仕様の新機能やすべての機能など、多くの JRun の追加機能を利用できます。JRun 4 の従来のバージョンとの相違点については、第 4 章の「JRun 4 の主な変更点」を参照してください。
デフォルトでは、JRun 3.1 のインストールスクリプトによって JRun が C:¥Program Files
¥Allaire¥JRun (Windows) または /opt/jrun (UNIX) にインストールされます。JRun 4 のデフォルトのインストール先は、C:¥JRun4 (Windows) または /opt/jrun4 (UNIX) です。デフォルトの位置にインストールすると両方のバージョンを同時に実行できます (Windows)。これ以外の場合は、次のいずれかを実行する必要があります。
デフォルトでは、JRun 4 のインストールによって未使用の Web サーバポートの番号がダイナミックに割り当てられます。JRun サーバを追加するときは、既存のポート設定値を確認し、未使用ポートを割り当てる必要があります。JRun のポートについては、JRun 管理者ガイドを参照してください。
JRun 4 には、JRun 3.1 サーバから JRun 4 への移行に役立つ移行ツールが含まれています。この移行ツールによって、サーバのプロパティファイル、Web アプリケーションファイルおよび設定値、ポート設定値、EJB を JRun 4 に更新できます。
アプリケーション移行の詳細については、第 4 章の「JRun 4 への移行」を参照してください。
JRun 4 をインストール後、プログラムの変更、修正、または削除を行う場合は、次の手順を実行します。
最初のウィンドウが表示されます。
[プログラムのメンテナンス] ウィンドウが表示されます。
次のいずれかのオプションを選択します。
オプション |
説明 |
---|---|
修正 |
インストールする JRun のオプションを選択できます。 |
修復 |
インストールエラーを修復します。このオプションを選択すると、不足しているファイルや壊れているファイル、ショートカット、レジストリエントリが修復されます。 |
削除 |
JRun の前回のインストールを削除します。 |
sh Uninstall_JRun_4
同じシステム上で複数の JRun 4 バージョンを実行したり、新しいバージョンの試用中に JRun 4 のインストールをバックアップしたりするには、次の手順を実行します (Windows のみ)。
[JRun4 インストールウィザード] ウィンドウが表示されます。
[プログラムのメンテナンス] ウィンドウが表示されます。
メモ: この操作では、名前を変更したディレクトリの JRun は削除されません。
詳細については、13ページの「JRun のインストール」を参照してください。