Adobe Connect オンプレミス版(Web会議 / ウェブセミナー)
Adobe Connectはインターネット環境があればすぐに利用できるクラウド版と自身のサーバー環境にインストールして自由にご利用いただけるオンプレミス版があります。
オンプレミス版は、自身でサーバを用意し、サーバー運用を行う必要がありますが、オープンなインターネット環境では利用できない、セキュリティー要件が高いお客様などに最適な製品です。クラウド全盛の時代、機密情報や機微な情報をやりとりする必要のあるWeb会議やWebセミナーにおいては、オンプレミス版の価値が改めて認識されてきています。
Web会議の主なリスク
映像や音声などの盗聴、機密情報の漏洩
サーバーへの直接攻撃
- 会議サーバーへアップロードされた機密ファイルの不正入手
- 会議サーバーへ保存された録画ファイルの不正入手
- 参加者の個人情報などの不正入手
インターネット経路上でのリスク
- インターネット経由のため、なりすましによる参加がしやすい
- インターネット網のセキュリティホールからの盗聴
- インターネット経由のため、なりすましによる参加がしやすい
- インターネット網のセキュリティホールからの盗聴
Webセミナーの主なリスク
コンテンツ流出や不正利用
サーバーへの直接攻撃
- 教育コンテンツ(機密情報)の不正入手
- 教育コンテンツの改ざん
- 参加者の個人情報などの不正入手
インターネット経路上でのリスク
- インターネット経由のため、なりすましによる参加がしやすい
- インターネット網のセキュリティホールからの盗聴
- インターネット経由のため、なりすましによる参加がしやすい
- インターネット網のセキュリティホールからの盗聴
オンプレミス版のメリット
■ セキュリティー

インターネットを使ったSaaS型のツールでは外部からの不正アクセスのリスクにより、重要な機密情報が外部に漏れてしまう可能性があります。オンプレミス型は閉域ネットワークを介して利用するため、外部から不正アクセスを受けるリスクを軽減させることができます。
リスク回避のためのオンプレミス版の特徴
イントラネットなどの閉塞網内での開催が可能
- 外部からのアクセスを完全に遮断できる
- LGWANなどの分離ネットワーク上でも運用できる
自社管理サーバー上で運用できる
- 自社のセキュリティポリシーを適用できる
- 機密情報を管理下におくことができる
■ メインテナンス管理を自由に行うことができる

多くのSaaS型のツールの場合、製品でバージョンアップが行われる場合は、すべてのお客様のアカウントがバージョンアップされてしまいます。オンプレミス型の製品の場合、自社の好きなタイミングでアップグレード可能となります。
■ 障害発生時の対応

SaaS型のツールはSaaS事業者がサーバをコントロールしているため障害が発生した場合、お客様は対応ができません。オンプレミス型のツールの場合はサーバを自社で運営管理しているためサーバの状態把握を行うことができ、障害時に対応することも可能になります。
■ コスト

SaaS型のツールは製品を利用し続ける限り毎年費用が発生しますが、オンプレス版の場合ライセンスの買い切りであるため同じバージョンで利用するなら初期費用移行の費用は必要ありません。複数年利用する場合、SaaS型製品よりトータルコストを抑えることも可能です。
システム要件
- OS :Windows 2019(64Bit)、20116(64Bit)
- データベース:Microsoft SQL Server 2017 (64 bit), 2016 (64-bit), 2019 (64-bit)
※SQL Expressも同梱されているのでデータベースとして利用可能 - CPU: 2 GHz quad-core Intel Xeon 以上
- メモリ:16 GB RAM 以上
- ディスクスペース:最低150 GB以上
- ファイルシステム:NTFS file system
お客様事例
■ 海外
- 米国国防総省(Department of Defense)
- 疾病対策予防センター(Centers for Disease Control)
- 米国連邦緊急事態管理庁(Federal Emergency Management Agency
など
■ 日本
- 地方自治体
- 製薬会社
- 官公庁
など