このセクションには、『JRun によるアプリケーションの開発』で扱われていない高度な EJB 機能に関する詳細情報が記載されています。
Bean レベルのトランザクション属性を設定するには、次の例のように、ejb.transactionAttribute
env-entry を使用します。
ejb.transactionAttribute=Supports
save.ejb.transactionAttribute=Mandatory spend.ejb.transactionAttribute=Required
Bean 管理トランザクション (BMT) は、セッション Bean にのみ使用できます。エンティティ Bean はこの機能を使用できません。BMT を使用する場合は、Bean のプロパティ ファイル内のトランザクション属性を次のように設定する必要があります。
spend.ejb.transactionAttribute=BeanManaged
EJB セキュリティ チェックを無効にするには、Bean のプロパティにejb.allowedIdentities=all
プロパティを追加します。EJB セキュリティを使用しない場合は、必ずセキュリティ チェックを完全に無効にするようにプロパティを指定してください。以上のプロパティを使用すると、すべての呼び出し側は Bean のすべてのメソッドにアクセスできます。プロパティの前にメソッドの名前を付けた場合は、all
によって、そのメソッドのみを呼び出すことができます。